前回の当ブログにて
MINIの電気自動車プロトタイプの
概要を話させて頂きました。
さて…今回は
MINI電気自動車プロトタイプの
試乗レポートになります。
2024年にはMINIでも
電気自動車を一般販売予定と
なっており
今後の期待がふくらみますが
このMINI電気自動車プロトタイプに
関しては
日本国内販売されない
MINIになりますので
あくまで参考にして頂ければと
思います。
では…いってみましょう!!
MINI電気自動車だけの
装備を紹介!!
現在…親会社である
BMWでは日本国内向けに
電気自動車が続々登場しています。
ただ…BMWの電気自動車では
装備されていない
そんな装備がMINI電気自動車の
プロトタイプには
装備されていました。
※MINIドライビング・モード
4種類設定
ガソリンエンジンもしくはディーゼルエンジンの
MINIの場合には
MINIドライビング・モードが
3種類設定になります。
1、SPORTモード
(最もスポーティーに走行可能)
2、MIDモード
(MINIの走行を楽しむ事が可能)
3、GREENモード
(燃費良く走行可能)
MINI電気自動車には上記の
3種類にプラスして
4、GREEN+モード
が新設されています。
GREEN+モードの場合には
航続可能距離を最大限に
伸ばす事が可能になり
※ヒーターとエアコンシステム停止
※シートヒーター停止
※速度制限あり
数か所の補助装置を停止させながら
消費電力を抑える事が可能になり
航続可能距離を伸ばす事が
可能になります。
※回生ブレーキコントロール
電気自動車に関して
前回の当ブログにて
※クリープ現象がない
※回生ブレーキが強い
と紹介させて頂きました。
電気自動車の大きな特徴でもある
この2つの部分が
始めて電気自動車に乗る場合や
電気自動車に乗り慣れていな場合には
非常に違和感があり
戸惑う部分になる事は間違いないと思います。
MINI電気自動車の
プロトタイプに関しては
電気自動車に乗り慣れていない人でも
スムーズに走行できるように
回生ブレーキをコントロールする
スイッチが付いていました。
このスイッチを操作する事で
回生ブレーキの効きをコントロール
出来るようになるので
ガソリンエンジンに乗り慣れている人が
MINIの電気自動車を乗っても
クリープ現象を発生させる事が
可能になり
強い回生ブレーキを掛けずに
走行する事が可能になるので
乗り慣れたクルマのように
走行する事が可能になります。
痒いところに手が届く
そんなMINIの電気自動車に
なっていましたね!!
さて…実際に走行すると…
MINIの電気自動車はどうなのか!?
個人的には電気自動車は
あまりいいイメージがありません。
クリープ現象が無い事での
アクセルワークの難しさ。
回生ブレーキでの
急激な車速減少など
電気自動車特有の走行が
果たして楽しいのか!?
MINIの走って楽しい感覚は
そのまま残っているのか!?
不安感とあまり期待をしていない
そんな感じでMINIの電気自動車を
試乗してみました。
エンジン始動時の演出が
カッコいい!!
電気自動車の場合にはもちろん
エンジンが付いていないので
クルマに電源を入れるイメージに
なりますが
もちろんエンジン始動音がありません。
ブレーキペダルを踏んで
スタートスイッチを押すと
車内に近未来的な音が響きます。
イメージとしては
【 ヒュウィーン 】です(笑)
非常に分かりずらいですね。
音源はあるのですが
ブログに貼り付ける方法が分かりません(笑)
SF映画などで宇宙船に乗り込み
宇宙船の電源を入れた時に
こんな音がするんだろうな~
というイメージです。
そして…非常にカッコいいですね。
MINI のプラグインハイブリット
MINI COOPER SE CROSSOVERでは
スタートスイッチを操作しても
音が出ずに、エンジンも始動しないので
車内は非常に静かですが
MINI電気自動車の場合には
電源を入れると
音でも走行可能なのが分かるようにしている
そんな感じなんですかね!?
走り出しは…やはり慣れは必要か!?
電気自動車に乗りなれていない場合
または初めて電気自動車を
乗る場合には
やはりガソリンエンジン車両との
大きな違いに戸惑いますかね。
通常状態で走行開始した場合には
でクリープ現象が全く無いので
微妙なあくるコントロールが
必要とされます。
ガソリンエンジン車両の場合には
ブレーキペダルから足を離すと
少しだけ前に車が動き出しますが
電気自動車の場合には
ブレーキペダルから足を離しても
車両が動き出すことは
ありません。
これが電気自動車に乗りなれていないと
どのくらいアクセルを踏めばいいのか
分かりにくく一番戸惑う
部分になるかと思います。
ただ…MINIの電気自動車の
プロトタイプの場合には
回生ブレーキのコントロールスイッチで
回生ブレーキを弱く設定すれば
クリープ現象が機械的に
作動するようになるので
慣れるまでは回生ブレーキを
弱く設定すれば
ガソリンエンジン車両のように
走行開始する事が可能になります。
車速が上がれば楽しさ+α!!
MINIの電気自動車の場合には
走行開始時や十字路、T字路
少しずつ車両を動かす時には
やはり慣れが必要ですが
車速が上がってからや
カーブ路面や通常では
ブレーキ操作が必要な場面では
正直アクセル操作のみでブレーキング
する事が可能になっています。
電気自動車に慣れるまでや
走行開始時には
回生ブレーキを弱く設定した方が
正直楽なのですが
走行開始し車速が上がってきた時には
回生ブレーキを強くすると
アクセルペダル操作のみの
ワンペダル走行が可能になります!!
アクセルペダルから足を離すと
回生ブレーキがグッと掛かってくれるので
ブレーキペダルを踏まなくても
減速してくれるので
前方が詰まった時や
連続したカーブ路面などでは
回生ブレーキのみで減速させて
走行する事が可能になります!!
MINIゴーカートフィーリングは
ガソリン車両よりもイイかも!?です!!
MINIの走りの真骨頂といえば
MINIゴーカートフィーリング
になりますが
MINIの電気自動車は
ガソリン車両よりも
MINIゴーカートフィーリングが
ダイレクトに感じやすいかもしれません!!
正直これに関しては
舐めていた部分があるので
ビックリしましたね!!
MINIの電気自動車は
ガソリン車両よりも若干
重量が重たいです。
そして走行バッテリー搭載位置が
車両の下になるので
重心が低くなります。
重量が重たい為に
足回りがより強度なものになっており
重心が低いので
ガソリンエンジン車両よりも
路面に食いつく…吸いつくような
走行が可能になっていいるようでした!!
その為により
MINIゴーカートフィーリングを
感じる事が出来るようでしたね。
MINI電気自動車の一番の特徴!?
今までのMINIでは感じたことのない加速感!!
ガソリンエンジン車両と
電気自動車の一番の違いは…
タイヤに伝わる動力の違いです。
ガソリンエンジン車両は
アクセルを踏むと火花を飛ばして
その火花に燃料を噴射させて
ピストンが動きます。
そのピストンの動きを動力に変えています。
電気自動車の動力はもちろん電気です。
ガソリンエンジン車両の場合では
アクセルを踏み込んでから
加速を開始するまでに
タイムラグが必ず生じます。
なぜならピストン運動を
動力に変えているからですね。
電気自動車の場合には
アクセルを踏んでから
加速開始するまでのタイムラグが
全くありません。
アクセルを踏んだ瞬間に
電気が動力となっているので
瞬間的に加速を開始します。
音速が光速を超える事が
出来ないのと一緒で
ガソリン車両は
電気自動車の初速を
超える事は出来ないと思います。
瞬間的で圧倒的な加速感は
電気自動車だからこそ
感じる事の出来るものだと思いました!!
そしてMINIは
電気自動車になっても
FF(前輪駆動)は維持するとの
事でしたので
FR(後輪駆動)計の電気自動車の場合には
アクセルをグッと踏み込んだ時に
後輪に掛かる力が強すぎるために
背中を押されるような感覚と
車の挙動が一瞬不安定になり時が
あるのですが
MINIの電気自動車
プロトタイプでは
FF(前輪駆動)なので
車体前方から引っ張っていく感覚と
挙動も安定して走行する事が
可能になっていました!!
今後MINIの電気自動車の
試乗が可能になった時には
電気自動車に慣れながら
※初速での圧倒的加速感
※スピードが上がった時の走行安定性
※重心が低いための路面への吸い付き
※連続カーブでのワンペダル走行
これらの事も試しながら
MINIゴーカートフィーリングと
電気自動車ならではの走行を
楽しんでみるとイイかと思いますね!!